量産日和  

日付: 2013.04.17 | 分類: 金具小話  

出荷日和のための量産日和 磨くまえ。古今東西、つまみの旅立ち。

カタログ  

日付: 2013.03.09 | 分類: 金具小話  

かなぐやのカタログは友人のエディトリアルデザイナーに作ってもらっています。その友人の自身のホームページが完成したそうなので、紹介をさせてください。

木村 稔将  http://toshimasakimura.jp/
美しい文字とその配列。写真・図面の沈静なレイアウト。実寸図面の特色印刷は、真鍮のような銅のような 磨きたての輝きのような何年も経ちくすんだような すべてを絶妙に表現してくれる色を選んでくれました。かなぐやのカタログ請求、ぜひお待ちしております。 写真:杉山豪介

 

日常ひとこま

日付: 2012.11.10 | 分類: 金具小話  

中央の金床の上で、つまみに荒らしを入れたりしています。乗っているのは刻印です。小さい槌、おたふくで打ち入れます。

展示準備  

日付: 2012.10.17 | 分類: 金具小話  

来月の展示に向けて。岐阜・丸太石陶材の大理石と、岡山・望月万里の陶器。銅でくるんだハンドルとなります。

修復    

日付: 2012.06.09 | 分類: 金具小話  

前回は復元のお話だったので、修復のことも少し。
70年前のもの。日本医科大学の山岳部のバックルです。手で持っている部分の金具が外れてしまっていました。

これは近所の建築家のおばあさんからのご依頼で、山岳部の部長だったお父様のもの。二代に渡り大事に持ってらっしゃたので、新品のように戻すのではなく、修理を思い立った今の、思い出を詰め込んだ風合いを目指して修復することにしました。
外れた金具をロー付けで接合すると真っ赤になるほど高温で熱するので、表の文字のメッキははがれ、色味や風合いが変わってしまいます。酸洗いをすると、思った通りまるで別のもののようになってしまいました。この段階ではまだ修理の気持ち。

あの手この手で元の雰囲気に近づけます。これは修復の気持ち。下処理を施し、緑青の粉を溶かした液でぐつぐつ煮込みます。

驚く程元通りの色がつきました。熱を通したので、慎重に鎚を入れヘラで締め、文字の部分を光らせたり縄や山の陰影を味付けします。

あずかった時の雰囲気さながらの色味と重厚感を出すことができたと思います。依頼主もとても喜んでくださいました。かけがえのない一点物は、重圧が本当に大きい。その分、大事に使い続けて来たものの風合いを、目に焼き付けることが出来ます。

復元    

日付: 2012.05.31 | 分類: 金具小話  


何年か前の頼まれもの。古い箪笥についていた小さな取っ手を復元しました。二つ足りないということで、残っているものを見本にお借りして、形や質感を似せながらいちから作っていきました。ぱっと見てどれがもとのものかお分かりになる方は目が肥えてらっしゃるのか、私が力不足なのか、もしかしたら両方かもしれません。一番右が見本です。この復元の難しいところ、厚みが0.2mmほどのとても薄い板をプレスして作ってあることでした。打ち出しではないこの「抜け具合」を再現するのは本当に難しいことです。型をつくる訳にもいかず、予算や時間的なこともあって、厚い板を切り抜いて縁を丸くやすってつくりました。形はもちろんのこと細部や古びにもこだわりましたし、とても喜んでいただけたのですが、今こうして見てみるとちょっとした雰囲気の固さが気にならないこともない。熟練の方の、丁寧な仕事ながらも一歩引いて余熱を取ったような雰囲気が好きです。生産だからこその塩梅なのかなと思います。それでも日々の生産の中に、表現やぬくもりが消えているわけではないのです。この復元では、ほぼ一点物のスタンスで取り組みながらも、その「抜け具合」を「一生懸命」追いかけるという矛盾した動きをしたのですが…。
昔のものを復元するためには解剖することから始まるので、数十年も前の職人の創意工夫を手で直に感じ取ることができます。そして数十年後の人間へも、復元やお手入れをしたいという風に思わせるものをつくれたら、こんなに幸せなことはない。そんなことも感じることが出来ました。

ホームページ

日付: 2012.05.15 | 分類: 金具小話  

かなぐやのホームページは友人のグラフィックデザイナーに作ってもらっています。その友人の自身のホームページが完成したそうなので、紹介をさせてください。

「    」と富山庄太郎  http://shotarotomiyama.info
彼にはカタログやパッケージ等のブランディングや、商品開発へも携わってもらいます。事象を捉えること、その源を探ること、彼のそんな姿勢にはものをつくる人間としても考えさせられることがあります。
かなぐやのロゴマークも富山庄太郎につくってもらいました。これは鐶紋(かんもん)という、取っ手をモチーフにした家紋を集めて、花として咲かせたものです。かなぐへも、ひとつひとつ刻印しています。空間に花をそえることを表しています。

 

はじめまして

日付: 2012.02.11 | 分類: 金具小話  


はじめまして。建築金物・家具金物のかなぐやです。かなぐやでは主に真鍮を素材とした取っ手やつまみなどをつくっています。デザインをして、材切りをして、バリをとり、ロウづけをして、穴をあけ、ネジ切り、仕上げて、出荷をする。そしてそれを繰り返す。それらの作業を、出来るかぎり丁寧におこなっています。商品が出来上がるまでのひとつひとつの作業に、私たちなりの思い入れがあること、こちらでちょっとずつお話できたらと思っています。ご愛読いただけましたら幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。 

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