市松模様の襖

日付: 2015.05.08 | 分類: 施工事例  

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創る和紙職人、ハタノワタルさんの市松模様の建具へ、真鍮彫込ひきて丸大茶陶器をお使いいただきました。福知山の鳥料理屋さん。ハタノさんのブログでご紹介いただきました。

「襖は室内空間とその奥に広がる庭師松下さんの素晴らしい庭を意識して色としてあまり主張せず、でも、しっかりとした存在感を見せれるように、色を選びました。」そこへ陶作家、望月万里さんに協力してもらっている陶器入りの引手を。
「実はこの引手が、空間を引き締めてくれてるんじゃないかな?と思っています」

庭師、表具店、和紙職人、陶作家、金具屋。いろんな人が動いていて、「ぴったり行ったよ」というお言葉が嬉しい、このごろです。

大理石   

日付: 2015.04.24 | 分類: 出荷日和  

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ベーカリーへ。乳白色のドアノブです。岐阜の石材屋さんが一個一個手作業で丸めています。石と真鍮は、アンカー、ピン、30φ程の接着面の、大まかに3つの要素での、物理的な組み立てと接着剤によって、固めています。他には、薄桃色、薄茶色、濃茶色のご用意があります。

以前、薄茶色を珈琲の焙煎所に納入させていただいたことがありました。ちょうどミルクを落としたカフェラテのような、マーブル模様の石でした。英語で大理石をmarbleと言います。

大理石は、生物の死骸の体積物。有機と無機。地球素材の、悠久の浪漫を感じます。

硝子と金具 

日付: 2015.04.01 | 分類: お知らせ  

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硝子と金具

2015年春 硝子作家の丸岡勇太とスタートする協同商品です。硝子の透明感を、金属の堅牢さでくるみ、つまみやひきてに仕立てました。

硝子は、鋳造、吹き、切り子等の技術を用いて、ひとつひとつ仕上げています。

硝子は光を集める媒体。季節により太陽が沈む時間の長い北欧では、少しでも光を集めるために、窓際に硝子のものをたくさん置くそうです。その光の在り方は、丸岡さんが硝子を始めたきっかけであり、そしてかなぐやと建築金物をつくっていく軸でもあります。

「向こう硝子のひきて」は、空間の仕切りをひらく道具そのものに光を通すことによって、向こうにいる誰かの息づかいを感じるためのものです。こちらと向こう、自分と相手を、感じることが出来る。心地よい距離感のための引き手です。

yuta maruoka <757 glass mill> http://www.yutamaruoka.com/

住む。   

日付: 2015.03.23 | 分類: 雑誌掲載  

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53号 2015年春

連載『手仕事を聞く』へ、7ページに渡り、かなぐやを載せていただきました。どんなところでどんな風に作っているのか、知っていただければ幸いです。
「住む。」憧れを持って読んでいました。かなぐやを始める時、商品と空間のイメージを描くために読んでいた雑誌。
先人の培った価値観、その積み重ねの上に生かしていただいています。ありがとうございました。 

Knob&hook 

日付: 2015.03.07 | 分類: お知らせ  

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STUDIO BYCOLOR × かなぐや

FK:WW -For Kurashi:With Wood- Knob&Hook
SEMPRE  AOYAMA センプレ青山にて本日より販売開始となります。

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『木は生きている』というメッセージをこめて、木の坑や導管をあらわに加工した素材を、建築金物に仕立てました。染め上げた木々の新しい表情を、是非お楽しみください。

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取っ手にも、壁付けフックにも。(トラスビス/ボルト付属)

 

せっせと  

日付: 2015.02.20 | 分類: 金具小話  

写真

今からこいつらに鎚目を入れてあげます。

ぜったい機械じゃ出ない質感、奥行きのあるムラです。人は無意識的にそういうのが落ち着くようです。たぶん人間もそうだから。

写真[1]

写真[2]

とか言ってる場合じゃないです。急がねば…

今日も皆さん頑張りましょう。

雑誌掲載  

日付: 2015.01.10 | 分類: 雑誌掲載  

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月間カーサブルータス2月号 071ページへ「aesthetic knob」として

陶は望月万里さん 木は秋山かおりさんと、コラボした商品をご紹介いただきました。

aesthetic=審美的な…美を見極めようと深く追求するさま。

本当に素敵な紹介です。ありがとうございました。

良いお年を 

日付: 2014.12.29 | 分類: 金具小話  

年の瀬、年内の出荷を終えながら、年明けに備える。
ラストスパートでは、偶然にもおかわりのご注文が続きました。
気づけば、早いもので今年も残すところあとわずか。
今年出会った人、来年出会う人、少し遠くの人。どんなかたちであれ、長い仲でありますように。
それでは皆様、良いお年を。本年も、どうもありがとうございました。

出荷日和  

日付: 2014.12.22 | 分類: 出荷日和  

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長野県小諸へ。

雑誌の金物特集で知って、いつか頼みたいと思ってくださっていた、ギャラリーのオーナーへ。和紙作家のハタノワタルさんと同じページに掲載されていたのですが、なんとハタノさんの建具とかなぐやの彫込ひきてをあわせてのご注文です。

出荷日和からの、お客様の到着日和。
施工が完了したら、事例写真をいただけるそう。ハタノさんの建具はどんな和紙を張るのでしょう。来年がとても楽しみな年の瀬です。

お言葉もいただき、ありがとうございました。

「以前から気になっていた“かなぐや”というブランドから取り寄せました。届いた荷物を開けてびっくり! メーカー製の感覚でプレスか鋳物かしらと思っておりましたら、ひとつひとつ丁寧にロウ付けがされていて、仕上げも品が良くてとても美しいのです。手にとった時、その作り手の想いがじんわりと伝わって来ました。 その技術の確かさ、丁寧な仕事には感動しました。」
スタジオKUKU

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量産が出来なくても、板を切ったり付けたりして組み立てられる。
便利で美しい工芸の技。
もっと暮らしに浸透していけば良いなと思っています。

出荷日和  

日付: 2014.12.11 | 分類: 出荷日和  

写真

岩手へ。真鍮を黒染めしています。鉄ともメッキとも漆の黒とも違います。からすの羽の色に似ていると、いつも思います。黒の中にも、赤や青がいる。そしてしっとりとした艶やかさがあります。ひとつひとつ、薬品をすりこんで染めています。完璧な強さはありませんが、黒の向こうには真鍮がのぞいて来ます。強さにはない、うつろいと思います。